旅の予定が自分と重なる人を見つけました。同じ街、近い日程、気が合いそうだと思えるプロフィール。ここで多くの人がいちばん難しいと感じる段階がやってきます。最初のメッセージです。気の利いた文章や長い文章である必要はありません。相手に返信する理由と、返しやすい何かを渡せればいいのです。
最初のメッセージがなぜそれほど大切なのか
旅行中の人や旅の準備をしている人は忙しいものです。時刻表を調べ、宿を確認し、同時に何通ものメッセージを受け取っていることもよくあります。最初のメッセージは数秒で判断されます。誰にでも送れそうな内容なら、たいていはそれ相応の返事、つまり何も返ってきません。プロフィールをきちんと読み、具体的なアイデアを持っていることが伝われば、ほかのメッセージの中で目を引きます。
うれしいことに、心に届く最初のメッセージは才能ではありません。誰でも身につけられるシンプルな型です。
うまくいくシンプルな型
良い最初のメッセージの多くには、次の3つが入っています。
- 相手に関する具体的なひと言。プロフィールから具体的なことに触れましょう。訪れる予定の街、趣味、トレッキングの写真、話せる言語などです。
- 共通点。予定がどこで重なるかを伝えます。「私も同じ週にリスボンにいます」は、どんなほめ言葉よりも役に立ちます。
- 答えやすい質問。答えやすく、会話が続くような質問をひとつだけ添えて締めくくります。
まとめると、こんなに短くても大丈夫です。「こんにちは、アナさん。5月の初めにリスボンにいらっしゃると拝見しました。私も同じ週にいて、シントラへの日帰り旅行を考えています。もう行かれたことはありますか?それともリストに入っていますか?」親しみやすく具体的で、相手にとって返事のしかたが明確です。
うまくいくこと
具体的に書く。「リキアン・ウェイの写真、すてきですね。どの区間を歩いたんですか?」は本当の返事を引き出します。「いい写真ですね」では引き出せません。
具体的だけれど気軽な提案をする。市場でコーヒー、ウォーキングツアー、夕日の見える展望スポットなど。人の多い場所での気負わない予定は承諾しやすく、新しい人と会ういちばん安全な方法でもあります。
自分らしく書く。自然でリラックスした語り口は、磨き上げたスピーチよりも信頼を生みます。少し人見知りなら、そう書いてしまってかまいません。
相手の言語を尊重する。プロフィールから別の言語を好むとわかったら、その言語でのあいさつはうれしい気配りです。その後は英語で続けてもかまいません。
短くまとめる。3〜4文で十分です。会話を始めようとしているのであって、志望動機を書いているわけではありません。
うまくいかないこと
コピペの書き出し。20人に送った「やあ、元気?」はすぐに見抜かれ、すぐにスルーされます。
見た目のことだけ。相手の外見についてだけ書かれたメッセージは、多くの人を遠ざけます。一緒に旅をするためのサイトならなおさらです。予定や興味について話しましょう。
すぐに個人の連絡先を求める。最初のメッセージで電話番号やソーシャルメディアを聞くのは、急ぎすぎに見えます。お互いが安心できるまでサイト上でやり取りを続けましょう。そうすれば必要なときにブロックや通報もできます。
早すぎる大きな計画。メッセージを10通もやり取りしないうちに、相部屋や1週間のドライブ旅行を提案するのは行きすぎです。小さなことから始めて、少しずつ広げましょう。
長い身の上話。詳しい話はあとに取っておきましょう。文字の壁には返事がしにくいものです。
返事が来ないとき
沈黙がいつも断りを意味するわけではありません。電波の届かない場所を旅していたり、予定が変わったり、単に返事を忘れていたりすることもあります。数日たってから丁寧にひと声かけるのは問題ありません。「改めてこんにちは。ご予定が合えば、シントラの日帰りの件、まだ興味があります。」そのあとは深追いしないこと。何通も送り続けても状況が変わることはまれで、相手を困らせてしまうこともあります。
届いた返事の読み方
良い返事はたいてい、こちらの質問に答えたうえで、相手自身のことを少し加えてくれます。それは本当に関心を持っているサインです。逆に、すぐにお金の話になる、すぐ別のアプリに移ろうと言う、話の内容がころころ変わる、といった場合は注意しましょう。ペースを落とすべきサインです。プロフィールが本人確認済みかどうかを確かめることも、予定を立てる前に相手が誰なのかを知る助けになります。
メッセージから会うまで
会話が弾んできたら、短時間で、人の多い場所で、気軽に切り上げられる最初の約束を提案しましょう。コーヒー、美術館めぐり、旧市街の散歩などです。時間と場所は文字で確認し合い、どこにいるかを友人に伝え、行き帰りの手段は自分で手配しましょう。うまくいけば、次はもっと大きな計画を一緒に立てられます。
まとめ
プロフィールを読み、具体的なことにひとつ触れ、予定が重なる点を示し、答えやすい質問をひとつ。短く、親しみやすく、最初はサイト上で。すてきな旅の友情の多くは、そんなメッセージから始まります。